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アンティーク　金更紗　19世紀末〜20世紀初頭　インドネシア　ジャワ島中部　検古布時代裂ジャワ更紗バティック印金更紗イカット

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『アンティーク　金更紗　19世紀末〜20世紀初頭　インドネシア　ジャワ島中部　検古布時代裂ジャワ更紗バティック印金更紗イカット』はセカイモンでvdgyfdkzから出品され、64の入札を集めて12月30日 17時 53分に、24150円で落札されました。即決価格は24150円でした。決済方法はに対応。山梨県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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商品説明

19世紀末〜20世紀ごく初頭にかけての金更紗です。時代のある布で、今では、なかなか出会えないでしょう。
　この布は昔、インドネシアジャワ島中部スラカルタで入手しました。
　長さ約220㎝×幅約105㎝、筒状にはなっておらず、元々がこの長さのカイン・パンジャンと呼ばれる腰巻です。
　天然染料100%で染められ、すべて手描き文様のジャワ更紗の上から印金がなされています。天然のソガ染料による茶色と藍による青色を併用した典型的なカイン・ソガンと呼ばれるバティックです。時間がゆっくりと流れていた時代は、何度も繰り返し繰り返し染められたため色に深みがあり、20世紀後半のバティックではこのような色は出せません。藍もほとんど黒色に近い状態に良く染まっており、時代のある布であることが分かります。
　中部ジャワでは、このような金更紗は、王族や貴族、富裕な人々の間で、権威や富の象徴として儀式の衣装として用いられてきました。出品の布は、菱格子に神鳥ガルーダの翼や蝶、草花が描き込まれたスメン文様です。この文様は、「出世可能」を意味する吉祥文様とされ、スラカルタで伝統的に用いられてきました。
　手慣れた、伸びやかな描線で、生き生きと描かれた上記の文様は実に上手で、当時の腕の立つ職人に特別に注文して製作させたのでしょう。手前の左端に職人のものと思われるサイン（薄くなっていますが7枚目画像青い囲み）があります。
　一般にバティックは生地が薄く、日常着用したものですから、古いバティックには通常、傷みや補修は少なからずあるものです。こちらは、上端の白い耳部分に傷みがあり、欠失して小さくなっています。下端部分と比較した9枚目画像でご確認ください。あと、左側中央やや上に、10枚目画像の赤で囲った傷みがあります。これが一番大きな傷みですが、この他にも、複数の小穴や傷みが見られます。いずれも、指摘されても分からない程度かと思います。また古いバティックにあることですが、裏側にロウが塗られているようで、光沢が見られます。その他、経年による印金の剥落や汚れ等があります。80年代に現地で手に入れる以前から、儀式の際しか着用されずに大切に保管されてきたようで、時代のわりに状態は良い方だと思います。新しい布ではありませんので、古いバティックにご理解のある方のみ、ご入札をお願いいたします。
　整理のための出品で、この布の希少さに比べて大変リーズナブルかと思います。バティックのお好きな方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。

※ 悪い評価が大変多く、お取引に不安を感じる方は、入札時や落札時に削除をさせていただくことがありますので、予めご了承ください。また、（決済は期日までで結構ですが）落札者情報のみのご連絡だけは、落札日翌日の午前中までにいただける方のみ、ご入札をお願いいたします。落札後に理由無くご連絡をいただけない方や到着後に受け取り連絡をいただけない方は、申し訳ありませんが以降の入札は、ご遠慮いただいています。

※ご決済いただいた後の発送は、週明けの月曜日になりますことを予めご了承ください。

アンティーク　金更紗　19世紀末〜20世紀初頭　インドネシア　ジャワ島中部　検古布時代裂ジャワ更紗バティック印金更紗イカット